考察!ひぐらしのなく頃に卒 第01話&第02話 鬼明し編 その1&2

ひぐらしのなく頃に

「鬼明し編」解明のキーワードは「Analogy」?

「ひぐらしのなく頃に卒(以下、卒)」のOPテーマは「Analogy」というタイトルで、Google先生の翻訳では、類推という意味になります。

ひぐらしのなく頃に業(以下、業)の「鬼騙し編」はひぐらしのなく頃に(以下、無印)「鬼隠し編」と、結末は違いましたが類似性がありました。

また、卒の「鬼明し編」1~2話は無印の「罪滅し編」との類似性が見られます。

これは類似のものから推理せよというメッセージなのでしょうか。

OPの描かれ方はミスリードを誘っているのでは?

OPではしつこいくらいに「非対称の梨花と沙都子」、「田園風景を走る沙都子の背景と田んぼに移りこむ山々」、「羽入とエウア」、「祭具殿と反転した神殿?」など類似性が高いが似て非なるものがたくさん出てきます。

非対称なこれらのOP画から受ける印象は、物語が今までと似ているけれど違った方向へ流れていくということを暗示しているのかもしれません。

「鬼明し編」は別視点の物語…なのか?

「鬼明し編」は「鬼騙し編」の解答編の世界でよいのでしょうか?

私には「鬼明し編」は「鬼騙し編」のレナ視点の物語だと考えられます。

比較してみましたが、それぞれの編の開始点で梨花が見ているカレンダーのくだりや、ストーリー中の人物が今のところ矛盾なく登場しているようです。

鬼明し編は鬼騙し編のカケラ世界を共有しながら、「鬼隠し編」をベースにレナの頑張り物語「罪滅し編」がバックグラウンドで進行していたのでしょう。

これは沙都子がカケラ世界で得た情報から、得意のトラップを組むように計画したと予想します。

罪滅し編との類似と相違

沙都子がレナにH173を使用したことでレナがLV5雛見沢症候群を発症して、「鬼隠し編」と「罪滅し編」が同時進行しているのが「鬼騙し編=鬼明し編」となっているように見えます。

しかし、「罪滅し編」とは明確な相違点が「鬼明し編」にはあります。

それは間宮リナの背後に北条鉄平の影が無く、間宮リナはレナを心配して竜宮家を訪れている点です。

このことは何を意味しているのでしょうか。

記憶の蓄積は不可逆

沙都子が自害によってカケラ世界を渡る度に雛見沢の人々に記憶の蓄積が起こる理由は、「業」の「郷壊し編」24話でエウアによって、「記憶の蓄積は不可逆」だと明かされています。

したがって、レナに56され続けた間宮リナの記憶も蓄積されたのではないでしょうか。

「鬼明し編」のリナは「無印」の「罪滅し編」のリナの様子とは違うので、既に沙都子は鉄平と蓄積された記憶により和解している可能性があります。

「鬼騙し編」のラストの謎について「卒」での情報をもとに「鬼明し編」3話以降で解明される前に、「鬼明し編」の結末を考察してみましょう。

鬼騙し編の謎

圭一視点での出題編「鬼騙し編」の謎はどんなところにあるのか「無印」の「鬼隠し編」との相違点について整理してみましょう。

  1. 富竹がLV5発症せずに鷹野と共に6/19に失踪している
  2. 入江診療所が6/23に撤収している
  3. レナが「嘘だ」のシーンで「頑張り物語」発言をしている
  4. LV5発症レナが圭一を6/23に襲撃
  5. 「レナは助からなかった」(魅音の証言)
  6. 病院で目覚めた圭一は腹を刺されていたのに首にコルセットを巻いている。
  7. レナがあんなことになった次の日(魅音の証言6/24?)梨花と沙都子が遺体で発見された。

謎1・2に関する考察(6/19~6/23朝)

『「富竹・鷹野・入江」の失踪や撤収』は沙都子による「H173」の紛失が原因。

「東京」の野村は「業」の「郷壊し編」24話で、不都合なことが起った際は終末作戦は闇に葬られると明言しています。

謎3・4・5・6に関する考察(6/23夜)

沙都子によってH173が使われて、レナがLV5雛見沢症候群を発症しているので、リナの遺体を見つかったと疑心暗鬼になったレナが圭一を襲撃。

レナが4んだ原因は頭を打った際に圭一を刺した後反撃されたから。

圭一はレナに襲われたショックで反撃した後にLV5雛見沢症候群を発症して、妄想により何度もレナに刺された幻覚を見ていたので、圭一の傷は比較的に浅かった。

圭一の首のコルセットはレナと圭一の首に掻きむしり痕があったので病院で処置。

包丁にレナの指紋があった事、圭一とレナの爪にそれぞれの皮膚片が検出されたので、大石が単なる防衛による事件ではないと思って事情を聴きに来た。

謎7に関する考察(6/23夜~6/24?)

発見された梨花と沙都子の家の現場には不審な点があり、沙都子や梨花の遺体からだいぶ離れた位置に、首を何度も刺された包丁が落ちています。

「業」の様子からすれば沙都子が梨花を刺して、梨花を追って自害して別のカケラ世界へ行ったと考えられますが本当にそうでしょうか?

以下の理由から、疑問が残ります。

  • 沙都子は箸を持つ手が右なので右利きのはずなのに、凶器の包丁は沙都子の遺体の左側に落ちていて、刃の先端が体のほうを向いている。
  • 警察が自害と56しの両方から捜査している点から、何者かがいた痕跡があったと思われる。
  • 沙都子は指パッチンでショートカットして世界をやり直せるので、わざわざ自害する必要がない。

沙都子がカケラ世界で梨花を追うには、必ず梨花より後に4ぬ必要があるので計略が得意な沙都子が梨花と直接争うとは考えにくいです。

沙都子はもう一本「H173」を入手して、何者かに使ったのではないでしょうか。

レナへの注射は6/13で6/19に鷹野たちが綿流しの日に失踪するまでの間に、もうコード解除の暗号を沙都子は知っているので、入江研究所で何本か入手可能なはずです。

発症させるのは誰でもよいのでここはあえて考察しません。

強いてあげるなら鉄平でしょうか。

ひぐらしのなく頃に卒1話&2話感想まとめ

「ひぐらしのなく頃に卒」を、過去作との「Analogy」をキーワードに考察してみました。

あくまで現時点で考えられる要素を元に考えたので、パズルのピースが足りないのですが、いかがだったでしょうか?

3話の放送はどうやら時間帯が違う放送局もあるようなので、皆さんは視聴局の時間管理をお忘れなく。

記事内でキーワードとしてOPの話を出しましたが、一番印象的だったのは逆さになった神殿でした。

このことから考えられるのは、エウアの存在は神では無さそうです。

オヤシロ様と対になる非対称の存在と思われるエウアは、かつて鬼ヶ淵に湧いた鬼とかだったりしたら面白いですね。

ではまた次回。

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