考察!ひぐらしのなく頃に業 第20話 郷壊し編 その3

ひぐらしのなく頃に

泣き叫ぶ沙都子

前回、新しい友達と楽しそうに談笑する梨花を見て、一緒に学園生活を送りたいと言っていたのに……と恨み言のように呟いた沙都子。

ある朝とうとう梨花に詰め寄り、周囲の目を気にした梨花に「黙って」と止められます。

楽しかった雛見沢の日々を思い出せば、きっと元の梨花に戻る──そう思った沙都子は、梨花にトラップを仕掛けますが、取り巻きの学生が予想外のケガをしてしまいました。

独房のような寒々しい部屋に閉じ込められ罰を受ける沙都子。勘違いにより、さらに梨花との気持ちがすれ違っていきます。

なぜこんな学園に来てしまったのか、受験前に戻してやり直させて──と泣き叫ぶ沙都子を見て、多くのファンが胸を傷めることに。

「沙都子はもう梨花ちゃんのこと信じられなくなっちゃったな…」、「すでに雛見沢症候群を発症してもおかしくないストレスレベル」という心配する声が。

今回は梨花と沙都子どちらが悪いというより、地元で当たり前だったことが通じず戸惑う沙都子の気持ちも、新しい環境に適応しようとする梨花の気持ちもわかるという声が多く見られました。

部活メンバーが再集結!楽しい時間だけど…

そんなある日、魅音の招集で部活メンバーが久々に雛見沢に集まることに。

レナや圭一ら久々の仲間との楽しい時間に、道中ではぎこちなかった梨花と沙都子も昔のような距離感で仲良く“大貧民”をするのでした。

ようやく笑顔を取り戻す沙都子でしたが、梨花に関しては沙都子が前回言った「猫かぶりの梨花」という言葉もあり、本当に楽しんでいるのか疑問に思った人も。果たして梨花の心中は……?

部活が終わり皆がエンジェルモートへ行く間、沙都子は一人残って雛見沢を歩くことに。

古手神社へ足を運ぶ道中で、今でもオヤシロ様は自分を許していないだろう……と呟きます。

それは、旧作で沙都子がオヤシロ様の腕を壊したことなのでしょうか。

しかし、今のオヤシロ様の腕は壊れておらず、さらに「綿騙し編」と同じく向きが反転しています。

これまで「郷壊し編」は旧作「祭囃し編」の続きかと思われてきましたが、そもそも羽入がいなくなったことに圭一たちが言及していないという疑問点もあり、違う可能性も出てきました。

そして流れ始めたEDクレジットには、なぜか『ひぐらし』に登場していない日髙のり子さんの名前が。

担当キャラクター名がなかったことからネット上はザワつきます。

「ん?誰の役?」「これはヤバいやつが出てくる予感」「くるぞ……」という視聴者の悪い予感は的中することになりました。

カケラの世界──現れた女性はループの黒幕か?

祭具殿からの不思議な鈴の音に導かれ、中に入る沙都子。

オヤシロ様の像から落ちたツノのようなものに触れた瞬間、なんと、いつも羽入がいたパラレルワールドのカケラの世界に飛ばされてしまいます。

混乱する沙都子の前に立っていたのは、羽入に似た巫女のような格好をした女性でした。

その髪型や衣装が『ひぐらしのなく頃に』と同じ07th_Expansion制作のゲーム『うみねこのなく頃に散』に登場する魔女、フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラとそっくりで、ネットはたちまち大騒ぎに。

しかもOPで「黒幕では?」と言われていたシルエットの人物と、髪形やツノが似ています。

しかし、「久しぶりであるな、人の子よ」と発した声がフェザリーヌ役の根谷美智子さんではなく、先ほどの日髙のり子さんであったため、フェザリーヌとは一応別人なのでは?と考えた人が多いよう。

オヤシロ様である羽入の完全体ではないか?という考察もされています。

オヤシロ様の像から沙都子を導いたこと、「人の子よ」という発言から見るに、やはり彼女はオヤシロ様なのか。

だとすれば「猫騙し編」で沙都子が言っていた、沙都子に巫女を替わるようお告げをしたのは彼女ということになりますが、果たしてその意図は──。

今回の話を受けて、この話以前から囁かれていた「沙都子には羽入以外のオヤシロ様がついている」説に確信を持った人は多いでしょう。

そして「郷壊し編 その4」へと続きます。

考察!ひぐらしのなく頃に業 第21話 郷壊し編 その4
20話のラストで「カケラの世界」へと誘われた沙都子は、髪型に重きを置けば梨花のようにも見えなくもない神(エウア)に出会います。ここで確定となった沙都子がループしている事実。エウアの残した謎前回のラストに現れた神(?)の正体は結局何だったのか

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