鬼騙し編その2について
羽入の登場で、冒頭からびっくりする展開になりましたね!
勝ち取った未来について言及していたことからも「ひぐらしのなく頃に解」のその後であると判断できます。
遅れて発表された公式のPV第3弾では「ひぐらしのなく頃に業」ときっちり表記されていて、あらかじめ羽入の登場する第2話を見据えての構成がされています。
なので第1話での冒頭であえて「業」を省いていることやED曲でリメイク版だと錯覚させていたあたり、この辺はスタッフさんの狙いだったのかなと思われますね。
そのため今作の梨花はとても自信に満ちあふれた表情をしています。
それもそのはず。無理難題と思われていた「昭和58年6月」の惨劇を一度は回避しているわけですからね。
あと今回の一番良かった点としては「綿流し」の祭りにおける演舞の動きに関してです。
この辺は力の入った動きで、巫女姿になった梨花が滑らかに舞台を移動し、迫力の方を見せつけていました。
もちろん前半部分の日常回でも鬼隠し編や罪滅し編を回顧させる懐かしくも楽しい感じが蘇ってきて、「ひぐらし」という作品の良さを改めて実感できます。
一度勝ち取った未来であることからも、どのピースが必要で、どういったルートが適切なのか。
古手梨花だけは「ひぐらしのなく頃に」の攻略方法を把握しています。
しかしその自信あり気な様子が、かえって難易度を上げてしまわないか少し気になるところではありますね。
また先程も言ったように、出題編である鬼隠し編と解答編の罪滅し編とが同時進行しているような会話のやりとりや行動などが見受けられ、物語の解決ポイントが複雑になりつつあるようにも思われます。
なのでもしかすると次の話ではもうひとつの出題編である綿流し編と解答編の目明し編の両方を想起させるような物語の構成がされているのかもしれませんね。
現在「鬼騙し編」では序盤ながらもいくつかの奇跡が重なっています。
しかしながら決定的な第一歩を踏めずにいるため、第2話の段階ではあまり良い状況とは言えないように思われます。
惨劇にも第一、第二のステップがあり、今回のポイントである梨花のひとつの行動がある未来を運命づけたことになっています。
なので次の第3話からも前原圭一に、竜宮レナ、古手梨花、三人の動きに注目しながら視聴すると良さそうですね!
メモ
「鬼騙し編」は「鬼隠し編」「罪滅し編」の要素を含み、「綿騙し編」は「綿流し編」「目明し編」、「祟騙し編」は「祟殺し編」「皆殺し編」と似た流れになっています。
ネタバレ:鬼騙し編のポイント
圭一の疑心暗鬼は梨花が止める
鬼隠し編同様に圭一は疑心暗鬼に陥りかけましたが、梨花が声をかけたことにより雛見沢症候群の発症を逃れました。
レナが雛見沢症候群を発症
鬼隠し編を模倣した物語でしたが、レナ側では罪滅し編のように“問題”が起きていたように見受けられます。
圭一を殺める目的で前原家を訪ね、最終的には返り討ちに遭ってレナは死亡したと思われます。
鷹野・富竹が“行方不明”
オヤシロさまの祟りで死ぬはずの富竹と鷹野が行方不明に。
入江診療所の改装工事
綿流しのお祭りの後から入江診療所は休診となり、男たちによって荷物を運び出されていました。
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