20話のラストで「カケラの世界」へと誘われた沙都子は、髪型に重きを置けば梨花のようにも見えなくもない神(エウア)に出会います。
ここで確定となった沙都子がループしている事実。
エウアの残した謎
前回のラストに現れた神(?)の正体は結局何だったのか、今回の冒頭でもこれと言って大したヒントも無しに沙都子が巻き戻ったので、彼女については謎のままです。
神(?)は沙都子のことを「リア」「みつよ」「特異脊髄LD 3105号」と呼んでいました。
「3105」= さ・と・こ(沙都子)…
リア、みつよ、って誰だ…???
「一二三」の意思をついで「美代子」が「三四」になった前例もありますし。「郷壊し」は「沙都子壊し」、「沙都子ワシ(=鉄平)」と色々解釈できて面白いですね。
リア、みつよについても、何かきっと意味がある…ひぐらしのなく頃に卒でわかりますかね?
気になる表現がいくつか出てきたので列挙してみましょう。
- 出会うのは赤き海の星以来
- 特異骨髄
- 同じような違う世界へのループ
- そして「あなたが何を言ってるのか解らない。」というような沙都子のセリフ
まるでエヴァンゲリオン。
時系列
今回、沙都子がループしているということが発覚したことによって、今までの謎が解き明かされて来ました。
時系列を整理してみましょう。
まず、今回の話のラストの沙都子が梨花と無理心中するシーン、これは前シリーズ「解」のラストシーンからの世界軸であると考えるのが自然です。
その後沙都子は幾度と世界を繰り返します。
その繰り返しの中で、梨花の聖ルチーア学園への入学を阻止するだけでは根本的な解決にならないことに気付き、もっと以前にループする必要があると考え始めます。
業16話で梨花の命を奪うシーン
今思えば梨花を「綿流し」しながら、涙ながらに訴えていたあの様子は、ただのL5ではないでしょう。
首をひっかいてはいたので、わざと自らL5発症薬を接種した可能性すらあります。
そのシーンで、沙都子はオヤシロ様が巫女を変わるよう自分に言ったとも発言していました。
これはエウアが沙都子に力を与えたことを指しています。
様々な裏の話
L5発症を誘発させるの薬を診療所から盗んだのも、そして梨花の周囲で意外な人物たちが、次々と発症していったのも全て沙都子の仕業によるものでした。
流れとしては次のようになります。
- 「解」のラスト
- 今回の沙都子にとっての初ループ
- 何ループかを経てもっと過去へ行く
- 「業」の冒頭からの惨劇
- 途中梨花が羽生の残り香の最後の力により死んでも記憶が残るようになる。
- その能力のおかげで「猫騙し編」のラストで梨花が沙都子を追い詰める。
今後の展開
今後の展開は、また猫騙し編のラストにシーンは戻り、梨花と沙都子による、「人の子」ならざる者同士の戦いになるのはほぼ間違いありません。
猫騙し編の続きは?
謎は、沙都子が「猫騙し編」で突きつけた銃をどこから入手したのかということ。そして、本当に弾は発射されたのか、も気になりますね。
鬼狩柳桜はいつ使われる?
梨花は繰り返しの記憶を引き継ぐ力と同時に、繰り返す者の命を絶つことができる剣「鬼狩柳桜」のかけらを手に入れてます。
ですが、これまでの業の話の中で鬼狩柳桜(おにがりのりゅうおう)を使うシーンはありませんでした。
力は沙都子の方が上
エウアと羽生の力が大きく異なっているように、神から与えられた力だけを見ると沙都子の方が強力です。
何度も何度も惨劇を繰り返しても精神が疲弊しない(ようにみえる)のも、沙都子の強さを表しています。
エウアは、「以前沙都子が那由多の時を彷徨っていた」とも述べています。
それに比べて梨花は100年です。桁違いとはこのことです。
沙都子の操る世界
梨花の体験した不思議なくらいサイコロの6目しか出ない、気持ちの悪いくらい上手くいく世界は、沙都子の意思で自由に動かしていた世界でした。
今後、梨花と沙都子による人知を超えた戦いへと続きます。それが、ひぐらしのなく頃に卒ですね。
ひぐらしのなく頃に業の反響の大きさを見ても、ひぐらしのなく頃に卒も24話構成が濃厚です。
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