呪術廻戦 虎杖悠仁

呪術廻戦

虎杖悠仁

『呪術廻戦』の主人公。呪術高専東京校一年。

第1話時点では宮城県仙台市の杉沢第三高校一年でオカルト研究会所属。

実際は陸上部顧問により陸上部所属に書き換えられていた。

両親は早くに死別しているらしく「母親には会ったことがないが、父親のことはうっすら記憶にある」とのこと。

親代わりであった祖父が二人について何か伝えようとしていたが、当人は「興味ない」と一蹴してしまった。

祖父も肺がんで入院しており、お見舞いを欠かさないのが日課だったが「オマエは強いから人を助けろ」「オマエは大勢に囲まれて死ね。俺みたいにはなるなよ」という言葉を遺し亡くなってしまう。

この言葉が虎杖の人を助ける理由の一つとなる。

祖父が亡くなった夜、特級呪物「両面宿儺の指」の回収任務に訪れていた呪術師・伏黒恵に出会い、「呪い」と呼ばれる超常現象に直面する。

呪いに取り込まれたオカルト研究会の先輩と、窮地に陥った伏黒を助けるため、虎杖は呪力を得ようと「指」を飲み込んだ。

通常であれば指を人間が取り込むことは不可能であり、即死するはずであったが、虎杖は「指」に対して適性を持っており、また宿儺の意思をも抑え込む耐性があった。

生き残った虎杖は、呪術高専一年担任五条悟の計らいのもと呪術高専に転入し、呪術界に足を踏み入れる。

プロファイル

  • 年齢 15歳
  • 誕生日 3月20日
  • 出身地 宮城
  • 身長 173cmくらい
  • 体重 80kg以上
  • 体脂肪率 1ケタ
  • 趣味・特技 カラオケ、テレビ鑑賞、モノマネ
  • 好きな食べ物 丼もの、麺類
  • 苦手な食べ物 無し
  • ストレス 理系科目(molで躓いた)
  • 好みのタイプ ジェニファー・ローレンス(尻(ケツ)と身長(タッパ)がデカい女)
  • 一人称 「俺」

どんな人?

ノリがよく素直で人懐こい性格で、誰に対してもフレンドリーに接することができる。

その結果一風変わった相手ともすぐ打ち解けたりすることも。呪術高専の先輩たちには、初めて会ってから短時間で「善人」「呪術師には珍しい根明」と評価されている。

誰の影響なのかパチンコにまで精通しており、またテレビっ子で微妙なモノマネレパートリーが多い。

東京の名所に行きたがるなど、地方民としての一面もあり、同じく東北出身の釘崎とよく意気投合している。

初の家系ラーメンの感想は「次の日ウンコがよくでる」。

東堂に好みのタイプを訊かれた際、「強いていえばケツとタッパのデカい子」と回答していた。

中学時代は容姿ではなく振舞いで相手を判断する性質を好ましく思われ、クラスの女子から密かな思いを寄せられたりしていた。

とはいえ部屋に水着姿の女性のポスターを貼るなど、年頃の少年らしい面もある。

呪霊と対峙してもあまり表情を変えず、よく知らないとはいえ宿儺の指を躊躇なく飲み込むなど、人知を越えた異形の存在に対して常人よりも抵抗が薄い印象を受ける。

しかし真人によって異形の姿に変えられた人々を前にしたときは哀しみと激しい怒りを見せた。

その部分を見ていた呪術師七海建人は「この子は他人のために本気で怒ることができるのだ」と評している。

祖父の遺言もあってか、仲間や一般人をはじめとする目の前の人間を手の届く範囲で出来る限り救おうと動いており、たとえ犯罪者の遺体であっても遺族に持ち帰ろうとしていた。

身体能力は?

呪術に関わる前から、超人的、異常なほどの身体能力を有していた。

砲丸投げで30m弱(世界記録が23m弱)を記録したり、校舎4階の窓を外から蹴破って人外を蹴り飛ばしたりと、そのレベルはもはや人間離れしている。

元の高校では「SASUKEの全クリア」「ミルコ・クロコップの生まれ変わり」「50mを3秒で走る」等、色々噂される有名人だった。

ついたあだ名は「西中の虎」。

運動部がこぞって欲しがる逸材だったが、祖父の見舞いのため夕方5時までに帰りたかった彼は勧誘を全て拒否し、時間に融通の利く心霊現象研究会(オカ研)へ在籍していた。

術式が使えないながらも、格闘能力のみに関しては作中屈指。

打撃だけなら1級術師の七海に比肩するレベルであり、“化け物”と称される東堂にすら「素の力は自分より上」と評価されるほど。

また、特級呪霊であり高い実力を持つ脹相も、ガードしたものを除いてたった3発打撃を喰らっただけで活動に支障をきたすレベルのダメージを負っている。

加えて相手に合わせた打撃の組み立て、地形の積極的活用など、近接格闘における戦闘センスは突出しており、また禪院真希の歩き方(重心)を見ただけで彼女の強さを見抜くなど、洞察力も秀でている。

しかし、元々一般人であったため、呪術に関しての知識が不足している。

戦闘では?

持ち前の身体能力を駆使した肉弾戦が主力。殴って蹴って跳んで走る。

悠仁は生来が非呪術師であるため、基本的に生まれつきとされる「術式」の類を使うことができない。

ただし、宿儺の指を取り込み続けることでそのうち宿儺の術式が刻まれる可能性がある、と五条悟が述べている。

「逕庭拳」(けいていけん)

呪力を得てからの悠仁の通常のパンチ。一度の打撃で二度の衝撃を生む技。

彼の持つ異常な瞬発力の高さが、通常遅れるはずのない呪力の流れが速すぎる身体の動きに追いつけないという事態を引き起こし、拳に纏わせた呪力が本人の動作に追いつかずズレが生じた結果、微量の呪力を纏った拳が当たった時と本命の呪力が流れた時の二回分のインパクトが生まれる。

七海曰く「やられる方は相当嫌」、五条曰く「これは大きな武器になる」と評価されているが、東堂には「特級相手には通用しない」と酷評され、黒閃の成功以降は使えなくなった。

後に脹相との戦いの際、腕に受けた傷のせいで再発。しかしこれによって通常の打撃と逕庭拳の使い分けが可能となり、時間差の二重の衝撃で相手の動きを乱せるようになる。

「黒閃」(こくせん)

交流会にて出会った東堂葵との特訓(蜜月?)の末に発生。前述の呪力のズレを無くすことに重点を置いて東堂と手合わせし続けた後、花御との戦闘で初めて発生した。

打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した空間の歪み。その破壊力は凄まじく、威力は平均で通常の2.5乗。

持ち前の集中力の高さと、東堂との蜜月(ほぼ洗脳)を経たことで、4回連続発生を成し遂げた。

厳密には『現象』であり、『技』ではない。

「卍蹴り」(まんじげり)

膝抜きと呼ばれる古武術の技術で姿勢を低くしながら相手の足元へ移動し、その勢いを利用して強烈な蹴りを放つ躰道の技。

ただし虎杖がベストな行動をとった結果卍蹴りになっただけであり、虎杖自身に躰道の心得がある訳ではない。

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