考察!ひぐらしのなく頃に業 第24話 郷壊し編 その7

ひぐらしのなく頃に

今回は郷壊し編その7です。

ひぐらしのなく頃に業も、この第24話、郷壊し編その7でおしまい。

超沙都子に進化した沙都子は、このあといったいどうなるのか。

そしてひぐらしのなく頃に業はどこへ行き着くのか。

「ひぐらしのなく頃に業 」24話あらすじ

郷壊し編 其の七

エウアからもたらされた力によって、雛見沢はかつての姿を失いつつあった。

やがてその影響は、ある人物にまで及ぶことになり…。

これは、ヒトならざるモノとなった少女の、“業”を巡る物語──。

「鳥かご」の抱える問題

第23話で経験した「鉄平の変貌」について、100年の鍛錬を経た沙都子も驚いていました。

しかし、沙都子は「鉄平はせいぜい上手く利用してやりますわ」と言い放ちました。その思考回路はまさに鬼。。。

せっかく怖い伯父が優しく会心してくれているのに、それを受け入れずに利用するとは、ヒトならざるモノになってしまったんでしょうね。

沙都子は、むしろ「鳥かご」の方を問題視していました。

鷹野の夢と野村さんの裏切り

鷹野三四は、ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 の世界の夢を見ていました。

それは、週末作戦を失敗して、小此木や「東京の野村さん」に裏切られる夢。

その悪夢のような夢から醒めたとたん、ちょうどその「東京の野村さん」から電話が。

内容は「週末作戦の決行日が近づいている。計画に支障をきたすことが起きたら跡形もなく痕跡をなくすことになる。」と半ば三四を脅すもの。

「あなたの祖父が残した論文が物笑いにされることになってしまう。一二三さんが唱えた”雛見沢症候群の原因が寄生虫説”が世迷言になってしまいますよ。」と煽ってきます。

鷹野の改心

そんな折、入江の診療所には沙都子と梨花が来ていました。

名目上は、「入江が沙都子に定期的に投与している栄養剤の効果を調べる」というもの。

沙都子は鷹野の検査を受けましたが、そこで鷹野が意外なことを述べます。

「私、診療所を辞めようと思うの。」というものです。これまでの世界のカケラではなかったパターンでした。

これも、エウアの力を使ってカケラを渡り歩いたことによる「記憶の蓄積」によるものです。

鉄平に続いて鷹野も改心することになったのです。

実際、鷹野は富竹に相談し、東京が計画している週末作戦の無効化を進めました。

惨劇のルール ― 「記憶の蓄積」と「鳥かご」

カケラの世界で沙都子とエウアが対話し「記憶の蓄積は不可逆である」ということをエウアが再び述べました。

そして、惨劇の記憶が蓄積されることで、惨劇を引き起こすトリガーになる人達が悉く惨劇のトリガーを引くのを止めることになりました。

これは「カケラの世界を繰り返せば繰り返すほど、梨花を惨劇から遠ざける」ことになるのを意味します。

沙都子は「梨花が逃れたいと願えば100年閉じこめる鳥かごになり、私が梨花を閉じ込めたいと思えば鳥かごが開いてしまう」と表現しました。

そして沙都子は、「お社様の巫女ともあろうものが村を捨てるのは許されない」

「雛見沢を捨てようと思う気持ちがある限り今度の惨劇は永遠に終わらないということを梨花にわからせてやる」と強い口調で述べました。

沙都子自身がお社様になり、巫女である梨花にわからせてやる、というのです。

雛見沢症候群L5発症薬「H173」入手

エウアから、どうやってお社様になるのか、と聞かれた沙都子は、カケラの世界に入り込みました。

鷹野がH173を使うのを躊躇って手術室にケースを置きっぱなしにしているのを見つけると、そこを「指パッチン」による世界の繰り返しにより無理やりパスワードを総当たりで確かめてケースの鍵を開けたのです。

演出上は指パッチンですが、そのたびに沙都子は死亡しているはずなので、とてつもなく恐ろしいことを気軽に行っていることになります。怖い。

指パッチンによる総当たりパスワード破りを行った沙都子は、雛見沢症候群L5発症薬「H173」の入ったバイアルと注射器を入手しました。盗みですが。

エウアから「それを使って両親の呵責はないのか」と聞かれた沙都子は、別にないと即答。

理由は「わたくしと梨花が一緒に暮らす未来に惨劇はおこりませんわ。それ以前のかけらの世界はなかったもの同然。最後に選んだかけらが唯一の世界になる」ということだから。

死や運命に対する考え方が、完全に繰り返し挑戦できるゲームのそれになってしまっています。

ひぐらしのなく頃に卒では、どんな風に始まり、どんな風に終わるのか。今年7月が待ち遠しいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました