ゼルダを追って地上に降りたリンクが神殿の奥地で出会った人物。
地上を統べる魔族の長と称している。
彼もまたゼルダを追っており、物語に密接に関わる重要人物である。
大地の現魔族長で、終焉の者に仕えている。
知力・戦闘能力共に優れるが、ヘビ的な性格のナルシストでリンクに美しさを見せつけてくる。
感情が高ぶると白い外皮が剥がれて黒くなっていく。
終焉の者を復活させるために女神ハイリアの魂を求めていた。
スカイロフトに竜巻を起こしてゼルダをさらおうとしたがインパの妨害により失敗する。
天望の神殿の戦いでは、リンクに対し圧倒的な力を見せる。
時の神殿でゼルダとインパを追いつめるものの、リンクの妨害によりゼルダに過去に逃げられた上にインパに時の扉を壊され、過去へとゼルダを追う手段を失う。
その後、古の大祭殿奥の壁画により存在が明らかになったもう1つの時の扉を探していた。
古の大祭殿の戦いではリンクに本気で挑むものの強化されたリンクの剣の前に敗北し、しばらく姿を消していた。
トライフォースの力で封印されしものが消滅しゼルダが目覚めたときに突然現れてゼルダをさらった後、ゼルダを連れて過去のハイリアの地で復活の儀式を行う。
リンクに妨害されるもののなんとか儀式を完遂し、主である終焉の者を復活させることに成功。
ギラヒムの正体は終焉の者の剣に宿る精霊。
終焉の者がリンクに倒されたときに剣と共に消えた。
強烈なインパクト
- 浅黒い肌に白い唇、紫のアイラインのその顔がオネェ系っぽい。
- 全身ピッチピチの白タイツ。しかも所々にひし形の穴が開いており、かなりセクシー。
- リンクの背後にワープし、口の中のどこに収まっていたのか分からないほど長い舌をベロベロレロレロ。リンクも視聴者もドン引き。
と、初登場で強烈なインパクトを与えていった。
性格もかなり強烈で、自分に対する美意識の激しい典型的ナルシスト。
普段こそ冷静に澄ました態度を取っているが、それは魔族長としての威厳を保つための所謂演技であり、本性は粗暴。
ストーリー後半からはオネェのような言動から一転、かなり乱暴な口調が目立つようになる。
セリフも後述にあるように独特な言い回しを使ったものが多く、その動きや仕草もなんか意味不明だったりで会う度にプレイヤーを何とも言えない気分にさせてくれる。
戦闘力
1戦目
実は最初のボス。しかも最初とは思えないほど強い。
むやみに剣を振り回せば素手で止められ(場合によっては剣を取られてしまう)、距離を取っても遠距離攻撃を放つ。
さらに必死で攻撃していると向こうも剣を装備。見事な踏み込みとカウンターでプレイヤーを追い詰める。
まだ操作に慣れない序盤であり、かつ今作では受ける基本ダメージが2から4に(分かりやすく言うとハート半分→1個)なっているので最初からハートが6つある今作でもアウト被弾回数は変わっておらず苦戦は必至である。
ちなみに辛口モードでは被ダメージ2倍のため(受けるダメージがハート2個に)、その地獄を堪能する事が出来たりする。
かの宮本氏も相当に苦しめられたらしく、チェックの段階で『どうやったら倒せるのか、直感的に分かるようにしてほしい』との注文が入ったとか。
つまりそういった調整が入った上でのあの強さであり、初期段階ではそれ以上に強かったという事である。
1度目のギラヒム様との戦闘を終えた時点では、冒険はまだ始まったばかり。
そこからの道中にもさまざまなダンジョンがあり、多種多様な強敵が待ち構えている。
しかし、大半のプレイヤーはこう考えるのである。
大丈夫だ、ギラヒム様の方が強かった と。
2戦目
苦戦の1戦目をクリアするとしばらくギラヒム様とは戦わない。
ご丁寧にあの苦戦を忘れた頃にまたやって来るのだ。
あの苦戦のように剣を受け止められるのだが、スタッフのやさしさか今回は剣を使わず攻撃できる。(1段階目)
まぁ、盾を持っていればの話だが・・・・・。
盾を持たないプレイヤーはまた苦戦を強いられたことだろう・・・・
名言(迷言)
- 「気さくに ギラヒム様 と呼んでくれて構わないよ」
- 「猛烈に!強烈に!激烈に気分が悪い!!」
- 「全治百年でゆるしておいてあげる」
- 「きっとワタシ達は運命の赤い糸で結ばれているんだね」
- 「容姿端麗!」(ポージング)
- 「眉目秀麗!」(カメラ目線)
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