夏油傑は獄門疆を持ち去った後だった。
藤堂が駆け付けたときにはもういなかったのだ。
日下部は虎杖の体を使った宿儺を目の当たりにして虎杖の存在を恐れていた。
冥冥と憂憂は、すでに日本を離れマレーシア・クアラルンプールへ。
冥冥は日本円を手放し、日本株と東京の不動産を手放すなど、金銭面でも日本を見限っていた。
夏油(の体を操っている者)は虎杖の目の前に現れ、真人に手を差し伸べる。
虎杖は夏油の呪霊操術の前に手も足も出ない。
夏油は真人を呪霊操術により黒い球体に変換し取り込む直前の状態に。
夏油は言う。
「続けようか これからの世界の話を」
コメント