ポケモン No.778 ミミッキュ

ポケモン

図鑑説明文

サン

ばけたすがた

正体不明。ボロ布の 中身を みた とある 学者は 恐怖の あまり ショック死した。

ばれたすがた

せっかく 化けていたのに 首が 折れてしまった。 中身は まだ 多分 無傷だが 悲しいのだ。

ムーン

ばけたすがた

恐ろしい 姿を ボロ布で 隠し 人や 他のポケモンに 近づく 寂しがりや。

ばれたすがた

攻撃されて 首が へし折れたり かぶった 布が 破れてしまうと 中身が 夜なべで 繕うのだ。

ウルトラサン

ばけたすがた

大人しい 寂しがり屋 だけど ボロ切れの 中身を 見ようとすると 激しく 嫌がり 抵抗する。

ばれたすがた

鏡の 前に 立って 必死に 折れた 首を 直す。 なかなか 直らないので 中身は 泣いている。

ウルトラムーン

ばけたすがた

風が 舞って 偶然 中身を 見てしまった トレーナーは その日の 晩に 苦しみ もがいて 死んだ。

ばれたすがた

正体が ばれそうで 悲しい。 首の 部分を 折った 相手は 絶対 許さず 復しゅうする。

ソード

ばけたすがた

怖がられないように ピカチュウに 似せた ボロ布を かぶっているが 余計に 不気味に なってしまった。

ばれたすがた

ピカチュウに 化けていた ことを ばらした ヤツは 容赦しない。 刺し違えてでも かならず 倒す。

シールド

ばけたすがた

研究のため ボロ布の 中を 見てしまった 学者が 謎の 病気で 命を 落とした。

ばれたすがた

布の 力で 敵の 攻撃を 受け流したが 首が 折れてしまい 正体が ばれてしまった。

詳細

アローラ地方のウラウラ島に生息するゴーストポケモンの一種で、守り神カプ・ブルルの怒りに触れて潰れてしまった「スーパーメガやす」の跡地に住んでいる(メガやすはロイヤルアベニューに移転)。

ピカチュウをまねたボロ切れを頭からかぶっている、という一風変わった、それでいて可愛い外見が印象的なポケモン。
胴体の部分にある縦の切り込み二つが本物の眼で、ピカチュウの頭の部分はハリボテ。
身長も頭の部分は除いて測っている。
こんな姿をしているのは理由があり、夜行性で日光を浴びると体調を崩してしまうので、それを避けるために布をかぶり、さらに元々暗いところに住むのである。
普通の布切れに、ミミッキュ自身の能力でピカチュウのような形と模様を浮かび上がらせている。

肝心の中身だが全く持って正体不明。アローラでは「ミミッキュの正体を見たものは謎の病に襲われる」と言われており、サンバージョンの図鑑には正体を見た学者が恐怖に耐えきれずショック死したという恐ろしい解説がある。
良くも悪くもゴーストタイプらしいポケモンである。
なんで誰もレントゲン写真とかMRIとかの手段に至らなかったんだろう…

……のだが、実は肝心のミミッキュ自身は凄い寂しがり。
公式サイトによれば、20年ほど前にピカチュウのグッズが流行したのを見て、ピカチュウそっくりになれば人間と仲良くなれるのではないか、と思ってこんな恰好をしているらしい。

色違いはゲームボーイを彷彿させるモノクロカラー。

その他

シナリオも後半に差し掛かるウラウラ島にて、アセロラの課すゴーストタイプの試練に登場。
メガやす跡地のぬしポケモンとして君臨しており、本作のぬしポケモンの例に違わず凄まじい強さを見せる。

アセロラの試練はメガやす跡地に入り、ゴーストやゲンガーなど、跡地で遊んでいるゴーストポケモンたちをポケファインダーで撮影しつつ、ぬしであるミミッキュを誘い出して撮影して来るというもの。
写真に写されたことに気付いたゴーストポケモンたちは襲ってくるためこれを倒し倒し進んでいき、
最後に跡地の一番奥にある小部屋*1でミミッキュと対戦することになる。

ミミッキュはそれまでと違い、主人公の背後にいる。これに気付かないと延々周囲を探し回ることになるので、覚えておこう。
なお、ポケファインダーを一旦終了すればロトム図鑑が「背後に何かいる」というヒントをくれる。

実際の対戦ではゴーストとゲンガーを呼んでくる。
さらにミミッキュ自身はとくせい「ばけのかわ」によってダメージを1回だけ無効にしてしまう上、おとものゴースト&ゲンガーが「さいみんじゅつ」を連発して来るため最悪ハマる。
さらにミミッキュは「じゃれつく」を覚えている上に攻撃が高いため、ゴーストの試練だからとあくタイプを出していると一撃で落とされかねない。
この試練のちょっと前に御三家の最終進化系Zクリスタルを貰えるが、

  • ジュナイパー→有効だが、お互いに効果抜群
  • ガオガエン→やはり有効だが、じゃれつくで落とされかねない
  • アシレーヌ→お供のゴースト&ゲンガーは毒タイプ持ちで半減

と、どれを選んでも中々手強い。

とにかくまずはゴーストとゲンガーを手早く倒して1対1に持ち込むのが先決だが、「おにび」も覚えているためこれを食らうと物理アタッカーが機能停止する。

特防が元々高いミミッキュには特殊技が効きにくいが、全般的に遅いアローラのポケモンではぬしミミッキュの先手を取るのは難しい、となかなかの難敵である。

倒して外に出れば試練達成。
……なのだがアセロラ曰く、跡地には小部屋はないらしい。つまりあの部屋は……。

試練達成後はメガやす跡地に超低確率で出現するようになる。
全体的に鈍足なアローラのポケモンの中ではかなり速い部類なので捕獲には苦労するが、捕まえることが出来れば貴重なゴースト物理アタッカーとして活躍してくれる(最初にモクローを選んだのならジュナイパーがいるが)。

なお、最初の姿は「ばけたすがた」、「ばけのかわ」がなくなった後は「ばれたすがた」になるが、能力は変わらない。

ポケリフレでは頭部のでんきぶくろの部分が喜びポイント。逆に本体の目元は嫌がりポイント。

バトルツリーにも登場するが、流石にアタッカー型しか出ないと難易度が高くなりすぎてプレイヤーが困るため、耐久型や補助型として登場することが多い。

ネタバレ

本作でのアセロラの試練だが、ホラー要素が追加されている。
ぬしポケモンとして続投したが、よびだすポケモンがジュペッタ・ブルンゲルに変更。
ジュペッタは「おにび」と「のろい」、ブルンゲルは特性「のろわれボディ」に加えて「みずのはどう」の追加効果による混乱とこちらをかく乱してくる。

また各地にあるヌシールを80枚集めるとナリヤ・オーキドからぬしと同じサイズのミミッキュを貰える。
元々1つしかない特性はともかく、タマゴ技の「のろい」や「みちづれ」を覚えていないことがバレる点には注意。
タマゴ技なしでも実戦で使えそうな型を育成できるのがせめてもの救いか。

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