ポケモン No.282 サーナイト

ポケモン

図鑑説明文

サーナイト

メガサーナイト

ルビー、オメガルビー

未来を 予知する 能力で トレーナーの 危険を 察知したとき 最大 パワーの サイコエネルギーを 使うと いわれている。

サファイア、アルファサファイア

サイコパワーで 空間を ねじ曲げ 小さな ブラックホールを つくりだす 力を 持つ。命懸けで トレーナーを 守る ポケモン。

エメラルド

サイコパワーで からだを ささえているため じゅうりょくを かんじていない らしい。トレーナーを まもる ために いのちを かける。

ファイアレッド・リーフグリーン、Y、ソード

未来を 予知する 力を 持つ。トレーナーを 守る ときに 最大 パワーを 発揮する。

ダイヤモンド・パール

いのちがけで しんらいする トレーナーを まもろうとする。みらいを よちする ちからを もつ。

プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、X、シールド

トレーナーを 守るためなら サイコパワーを 使いきり 小さな ブラックホールを 作り出す。

ハートゴールド・ソウルシルバー

こころの かよいあった トレーナーを まもるとき さいだい パワーの サイコエネルギーが はっきされる。

詳細

キルリアの進化形の1つであり、ラルトスの最終進化形の1つ。亜人型のポケモンで、白を基調に頭や腕などに黄緑色が見られる。その風貌はドレスを着た女性にも見えるが、♂♀関係なくこの姿である。胸の辺りから背中にかけて赤いプレートのようなものが体を貫いている。同様の器官は分岐進化先のエルレイドにもある他、進化前ラルトス・キルリアの場合は頭部の突起に存在する。

サイコパワーで体を支えているため、重力を感じていないらしい。これがためか、速く移動するときには足を使わず空中浮遊を行う。

サイコパワーを使い信頼するトレーナーを守ることに命を懸け、そのためであれば小さなブラックホールさえも作り出すが、野生での生態は一切分かっていない。

バトル

特攻・特防共に優秀ながら物理能力は皆無に等しい典型的な特殊型のポケモン。
特殊アタッカーの中でも高い火力を誇るが、素早さは平均的なので、素の状態では素早い物理アタッカーとの対面が厳しい。

長らくアタッカーとしてはフーディンとの差別化が難しかったが、フェアリータイプが追加されたことで強化された。
フェアリーがドラゴンタイプに強いことを活かすなら、素早いドラゴンポケモンに対抗するためにこだわりスカーフを持たせるのも良い。
また、フェアリータイプはどくタイプに弱いのだが、サーナイトはタイプ一致のエスパー技で処理できるのが強みの一つである。
特性は主にトレースが多く、強力な特性をトレースできれば儲けもの。
特に嬉しいのは低い物理防御を補える「いかく」や無効タイプを増やせる「もらいび」や「ちくでん」等。
「ふしぎなまもり」なんかトレースしようものならまさに鬼に金棒である。
勿論ネタでも有用で、「メロメロボディ」、「あついしぼう」、「かんそうはだ」等は面白い。
それでも欠点は存在する。「なまけ」「スロースタート」「よわき」なんてのをトレースしてしまったら…。そんな時は素直に逃げましょう。

補助技のレパートリーも異常に多く、特に相手の状態異常を引き起こす技をよく覚える。
なんと「あやしいひかり」「さいみんじゅつ」「おにび」「でんじは」「どくどく」と氷以外ほぼ全ての状態異常を引き起こせる。
まさに状態異常のエキスパートである。
他にも「おきみやげ」や「ちょうはつ」「リフレクター」「あまえる」「かなしばり」「めいそう」「みちづれ」「トリック」等の前述の通り多彩な補助技が使える。
正に『補助技のデパート』。

メイン技を半減するはがね策の「きあいだま」、同じフェアリーであるマリルリ対策を含め使い所の多い「10まんボルト」、先制技「かげうち」等の攻撃技も使用可能。
めざめるパワーを使う場合は、ハッサムら使用率の高いはがねタイプ対策のほのおタイプか、ヒードラン対策にじめんタイプがオススメ。
これらの技を駆使し、テクニカルに翻弄して華麗に勝利を決めてやろう。

とにかく技が豊富なので初見で型や技構成を見破ることは難しく、相手に与えるプレッシャー(特性じゃないよ)は大きい。
だが逆に育てる側も4つしかない技枠をどう使うかで非常に悩むことになるだろう。
そのあたりは自分のバトルスタイルやパーティと相談してよく考えよう。
トレーナーの腕や愛情が問われるが、愛情を込めればその分大活躍してパーティの守護者になってくれる、図鑑説明に偽りなしのポケモンである。

SMではカプ・テテフという強力なライバルが出現。
種族値が全体的に通常サーナイトを上回り、特性で火力をさらに強化、サブウェポンの種類も重複とアタッカーとしては上位互換に近い。
「トレース」「シンクロ」で相手の特性や補助技を利用できることや、補助技のレパートリーで大きく上回ることで差別化を図りたい所。
特に「いかく」「すなかき」「いたずらごころ」「おやこあい」等の強特性をコピーし優位に立てるのはカプ・テテフにはない利点。

ダブルでは「トリックルーム」や「ふういん」等で独自の立ち回りが可能。
「トレース」した特性を「スキルスワップ」で味方に渡せる貴重なポケモンでもあり、他に同条件を満たすのはメガフーディンのみ。
さらにケッキングやレジギガス等のデメリット特性を引き受けた後、メガシンカすることでそれを帳消しにできるのはあちらにはない利点。

メガサーナイトは素早さで勝る上に「みがわり」も貫通する「フェアリースキン」付き「ハイパーボイス」でも差別化が可能。
ダブルでは同じく「フェアリースキン」付きの「りんしょう」を使えるという点でも活躍できる。
肝心のサーナイトナイトは当初未解禁であったが、現在は合言葉で解禁されている。

剣盾ではメガシンカやめざパが廃止されたものの、カプ・テテフと違い「マジカルフレイム」で鋼タイプに対処しやすいという特徴を得た。

その他

第三世代から登場するエスパータイプのポケモン。
人間に近い容姿とその美しさからポケモン界屈指の萌えポケと言われている。体格も人間の女性に近い。
色違いは緑色の箇所が→水色、赤色→橙色となり、これまた美しい。
ちなみに分類の「ほうよう」は広い心で人を受け入れる「包容」か、ハグを意味する「抱擁」のどちらかと思われるが、
英語版での彼女の分類は”Embrace Pokemon”(embrace=抱擁、抱きしめる)なので、抱擁の方が正しいと思われる。俺も抱いてください。

また、進化前のラルトスやキルリアはどう見ても幼女でこちらも人気が高い。スリーパーには近づけないようにしよう。

非常に心優しく主人思いで、主人の危機にはそのサイコパワーでブラックホールすら作り出す。ある意味超ヤンデレ。
……ブラックホールは最大パワーを使う=力尽きるので、ブラックホールをどうやって直すかは謎。トレーナー逃げて。
だが、基本主人の命の危機にしか使わないので、普段のポケモンバトルやゲーム中では本気の彼女を見ることはできない。
しかし、原作で長らく見れなかったこの設定はポッ拳で遂にお披露目された。

彼女達の一族は人間の心の動きに非常に敏感なので、余程誠実な人間でなければトレーナーは努まらないのである。
決して邪な心で接してはいけないのだ。ジャキラ?そんな奴は知らん。ついでに♂だし。
その為か、ポケモン+ノブナガの野望では、超が付くほど誠実な性格のカネツグ(直江兼続)のパートナーになっている。

名前の由来は恐らくSir Knight。
主人を護る騎士と言うような意味らしい。
そう考えてみると、その非常に強い忠誠心と、図鑑説明の主人の危機には自らの命さえも投げ出すという記述には納得出来る。

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