図鑑説明文
金、リーフグリーン、ハートゴールド
なないろの みごとな つばさで せかいの そらを とびつづけると しんわに つたえられる ポケモン。
銀、ファイアレッド、ソウルシルバー、X
体は 七色に 輝き 飛んだあとは 虹が できると 神話に 残されている ポケモン。
クリスタル、Y
心正しき トレーナーの 前に 七色の 翼を 光らせながら 姿を 現すと 伝えられる。
ルビー・サファイア、エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
光の 当たる 角度に よって 七色に 輝く ハネは 幸せを もたらすと いう。虹の ふもとに すむと いわれている。
ダイヤモンド・パール・プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2
七色の 翼を 持つ。 ホウオウを 見た 者は 永遠の 幸せが 約束されるという。
詳細
ルギアと対を成す、ジョウト地方の伝説のポケモン。
翼端が緑から白のグラデーションになっている、赤い大きな翼が特徴の鳳凰型ポケモン。
体色は胸部を境に紅白になっており、目の周りと嘴の境目に黒い模様が入っているほか、首に一周するように緑色の帯模様が入っている。 嘴と先端が丸まった冠のようなトサカ、尾羽は金色。
尾羽は菊の花弁のような細長いものになっている。これは威嚇の際に大きく広げるのだが、その様はまるで後光のようになっている。
図鑑の画像では先述した色合いの翼だが、太陽光に当てると虹色に色彩を変化させながら輝き、その翼を煌めかせながら飛ぶ様は神々しさに満ちている。
その翼から抜け落ちた羽も、光の当て方によって虹色に色彩を変えることから『にじいろのはね』と呼ばれ、幸運をもたらす縁起物とされている。
世界中の空を、その軌跡に虹を残しながら飛び続けていると神話に伝えられている。その姿を見ることができた者は永遠の幸せが約束されると言われている。
また、トレーナーたちの間では、心正しきトレーナーの前にしかその姿を現さないと言い伝えられている。
エンジュシティはホウオウとの関係が深く、二つある塔のうちの現存している側であるスズの塔はホウオウの飛来地になっている他、 現在は廃墟になっているカネの塔での火災の際に焼け死んだ3匹のポケモンたちを蘇らせた伝説が残っている。
この際に蘇ったのが、ライコウ・エンテイ・スイクンの3匹で、この経緯から3匹はホウオウの眷属とされている。
その他
見る角度によって色が変わる美しい七色の羽を持つ巨大な鳥のような姿をしたポケモン。
金バージョン及びそのリメイク「ハートゴールド」のパッケージを飾ったポケモンである。
世界中を飛び回っておりその通った後には虹が出来ると言われている。
虹のふもとに住んでいるとも言われる。
また正しい心を持ったトレーナーの前にのみ現れると言われており、その姿を見た者には永遠の幸運が訪れるという。
『キミにきめた!』によれば、天高くにいながら人やポケモンの『幸せの波動』を感じ取り、それをエネルギー源にしているらしい。
逆に人やポケモンの邪悪な波動を感知するとエネルギーを奪われてしまうとのこと。
名前の由来は中国の伝説に登場する「鳳凰」から。
ぶっちゃけそのまんま。
「にじいろポケモン」の割には使われている色数がやたら少なく感じるが、これはGBCのハード特性の限界によるもの。
むしろ白(透明)と黒以外ではたったの 2色 しか使えない状況で、補色である赤と緑を巧みに配置して虹色っぽく見せかけたデザイナーの手腕を褒めるべきだろう。
第三世代以降は尾やトサカが黄色になったが、相変わらず虹色と言う割には色数が足りない感じである。
色違いはトサカや尾が銀色、体や羽がオレンジに近い金色になっている。
これが本当のポケットモンスター金銀。
エンジュシティで塔が火災した際に死亡したポケモン三匹をエンテイ、ライコウ、スイクンの姿で生き返らせた伝説もあり、
それぞれ「塔を焼いた炎」「塔に落ちた雷」「火災を消した雨」の力を司るという。
一方アニポケでは金銀編で「戦争を止めるために人の武器を燃やし尽くした」、
AG編では「ポケランティス帝国に世界征服の道具にされかけたので帝国を滅ぼした」
「ポケランティス王に封印されかけたので、逆に返り討ちにして王を封印した」と、悪人に対しては一切容赦しない一面も語られている。
実は金銀が発売する二年近く前からコロコロ等でデンリュウやドンファン等と一緒に「ポケモン2に登場するポケモン」として紹介されていた。
この時に「3つ以上のタイプを持つポケモンか?」などと言われていたが実際はそんなことなかった。
またこの時に紹介されたグラフィックはやや足が長めに描かれていた。
金銀の「スズのとう」の最上階にシンボルエンカウントで登場する伝説のポケモン。
「スズのとう」に入るには「にじいろのはね」を入手しないといけないが、金ならシナリオ中に必ず入手出来る。
クリスタルでは入手条件が非常に面倒なことになっており、シナリオで貰える「とうめいなすず」がないと「スズのとう」に入れない上、更にライコウ、エンテイ、スイクンをそのカセット内で捕獲しなければ羽根が貰えないどころか2階より上にも上がれない。
スイクンはすずのとう1階で強制エンカウトとなるため捕獲は楽…かと思いきや、塔に入る前に坊主3人衆が3連戦を仕掛けてくるため、手持ちが体力を消耗しやすく、うっかりそのまま突入して万全の体制で臨めないことも少なくない。
坊主3人衆もスイクン強制エンカウトもクリスタル版で初登場の要素であるため、金銀プレイ済みでも初見だと引っかかりやすい。
更にホウオウがいなければアルフの遺跡で隠し部屋に入ることができない*1…とホウオウ関連のイベントだけ非常に充実している。
初期レベルは金が40、ハートゴールドが45、銀・ソウルシルバー・コロシアムが70、クリスタルが60、オメガルビーが50。
なおBW2ではレベル5になることもある(後述)。
鳴き声は「ショオォーーッ!!」
金・HGSS以外はレベルの関係で「せいなるほのお」を忘れているため、
使うにはポケスタ金銀ではスーパーわざマシン、RSE・FRLG・DPtではレベルを上げるか、技教えマニアで覚え直す必要がある。
第三世代(GBA)からは限定配布の「しんぴのチケット」とコロシアムでしか入手出来ないレアポケとなってしまった……*2。
ポケモンコロシアムではシナリオモードのラストで登場。
ワルダックが逃亡するために用意したヘリを「せいなるほのお」で爆破したあと、シャドーの計画を阻止した主人公たちを祝福する。
また、全てのダークポケモンをリライブして元のポケモンに戻した後、対戦モードのバトル山100人抜きをコロシアムの主人公でクリアすることで、親名が「バトルやま」「IDNo.10048」のホウオウが1匹だけ手に入る。
挑戦する前に、ボックスに必ず空きを作ること。
ただし厳選難易度はXDサンダー以上なので覚悟しておくように。
後に発売されたSMで能力値を個体値MAX相等まで上げる「すごいとっくん」が解放されたので狙うのは性格だけでいい。
第四世代(DS)からは基本的に第三世代から送ってくるしか入手出来なかったが、
金銀のリメイクであるHGSSが発売し金銀と同じ条件で入手出来るようになった。
(ただし「とうめいなすず」を入手するという条件が加わっている)
ちなみにその時にHGでは専用のムービーイベントが追加されており非常に神々しいホウオウの姿を拝見する事が出来る。
更に専用BGMまで用意され、これがまた評価が高い。
第五世代ではハートゴールドのゲームカードがある状態でARサーチャーをプレイしたときに入手できる(BW2が必要)。
バッジ数でレベルが変わり最低がバッジ0個のレベル5。
第六世代「オメガルビー」では、シーキンセツで探知機を手に入れて、
クスノキ館長に渡すと手に入る「とうめいなスズ」を持ってシーキンセツの甲板に行くとリングが現れ、調べるとバトルになる。
ただしルギア共々全ての技のPPが5しかないのでオシャボ厳選が非常に困難。悠長にしてると「わるあがき」で自滅してしまう。
そのため、ヒメリのみを「トリック(すりかえ)」したり、なまけアイアントで「なかまづくり」といった延命手段が欲しいところ。
なお金銀及びHGSSでは捕獲時に「せいなるはい」という味方全体をひんし状態から完全回復するレアアイテムを所持している。
2016年3月16日~5月8日までの期間限定で、ポケモンセンターキョウトのオープンを記念して色違いが配布された。
何気に初のプレシャスボール入り。これで「にじいろポケモン」の名の通り、虹の中から出現するホウオウを拝むことができるようになった。
また、ホウオウは特別に「おいわい」を覚えている。
通常は何の効果もないが、SM以降はZワザとして使うことで命中・回避・急所率以外の全能力が全能力が1段階アップする強力な積み技となる。
普通の物理型や特殊型はもとより、二刀流型も使いやすくなったが、性格がランダムかつ特性が「プレッシャー」で固定されている点に注意。
ウルトラサンではウルトラスペースゼロの空ステージで「もえつきる」を覚えたホウオウを入手できる。
両刀型なら「オーバーヒート」との選択で採用でき、耐久型なら弱点を減らすことも可能(「はねやすめ」を使うとタイプ無しになる)。
こちらも特性は「プレッシャー」で固定。
「さいせいりょく」型は上記のARサーチャー経由か、VC版金銀クリスタルで捕獲した個体をポケムーバーで送ることが入手できる。
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