図鑑説明文
金、リーフグリーン、ハートゴールド、Y
ツノの 曲がり具合が まわりの 空気の 流れを 微妙に 変え 不思議な 空間を 作り出す。
銀、ファイアレッド、ソウルシルバー
ツノの かたちを みていると かんかくが だんだん おかしくなり じぶんの ちからで たてなくなる。
クリスタル
ぬけおちた ツノの ねもとの まるい たまを こなにして のむと ぐっすり ねむれる といわれる。
ルビー・サファイア・エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
見事な 形の ツノは 美術品 として 高く 売れた ために 絶滅 寸前まで 乱獲された ことのある ポケモン。
ダイヤモンド・パール・プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、X
ツノを 見つめていると 輪っかの 中心に 吸いこまれそうな 不思議な 気分に なってしまう。
詳細
『ポケットモンスター 金・銀』(第2世代)に初登場した鹿のようなポケモン。
名前の由来は恐らく「おどろかす+鹿威し」から。
その角はまるで目玉のように奇妙な形をしており、絶妙な曲がり具合で通過する空気の流れを微妙に変える事で、極めて小規模の不思議な空間を作り出している。
その為、ずっと見ていると吸い込まれそうな催眠状態に陥り、最後はゲシュタルト崩壊を起こして体の感覚が狂い立てなくなってしまうという。
現実の鹿同様に人間達にツノを利用される事が多く、ツノそのものは美術品として、根本にある黒玉部分は睡眠薬として狙われた為、一時期は絶滅寸前まで追い込まれたという過去を持つ。
その経歴に違わず、出現エリアがかなり狭い上に出現率もかなり低く、かつ非常に捕まえづらい。
そのため存在自体が忘れ去られやすいポケモンでもあり、エメラルドではサファリゾーン、DPでは207番道路でポケトレを使わないとお目にかかれなかった。
クリスマスシーズンになると、サンタモチーフのデリバードと共に取り沙汰にされることが多い。
OVA「ピチューとピカチュウのふゆやすみ2000」と「2001」ではサンタクロースの相棒として登場しており、サンタのソリを牽引しながら空を飛ぶという特殊能力を披露している。
第5世代以降は、冬に応じた姿を持つメブキジカにトナカイ枠の立場を譲る事が多くなった。
その他
攻撃と素早さがなかなか高いがでそれ以外は地味な印象。
しかし特性はどれも優秀。
いかくは低めの物理耐久を補える。
ケンタロスやムーランドとも、技や特攻で差別化できる。
また、ダブルバトルなら「スキルスワップ」と併用してもう一度いかくを発動する唯一無二のコンボが出来る (シングルバトルだと、「スキルスワップ」によって自身にいかくの効果が跳ね返ってくる)。
おみとおしなら、相手の持ち物を知る事が出来るのでかなり便利。「でんじは」や「さいみんじゅつ」等の成功率も上がるだろう。
隠れ特性のそうしょくも、「キノコのほうし」や「やどりぎのタネ」を使う相手にローリスクで繰り出す事が可能(通常の2つの特性が登場した際に発動する特性故、バトルに出した瞬間にバレてしまうリスクがあるが、草タイプへの後出しなら相手にバレてもそんなに支障ない)。
第7世代の時点では、「ふいうち」との両立ができないのが難点ではある。
覚える技もかなり豊富で、物理技だと「しねんのずつき」、「じしん」、「ふいうち」、「とびげり」など割と強力な技を覚える。
HGSSでは「メガホーン」も追加された。
また、時空のゆがみを生じる角の影響からか、エスパータイプの攻撃技・補助技も覚える。
他のノーマルタイプよりも特殊技も多めに覚えられるが、肝心のとくこうはそこまで高い訳ではなく、一致技の最高威力が「さわぐ」と、特に台頭するノーマル特殊アタッカーと比較すると、対戦下では負けている。
ステータスの低さから決定力に欠けるが、新作で進化系が出れば、予想以上に化けそうなポケモンの有力候補でもある。
そして2021年8月18日の「ポケモンプレゼンツ」において、進化系のアヤシシが発表された。
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